liquid universe

「Je veux dormir pour toujours.」

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過去の、不登校系の話をすると、不思議がられる。
今の姿、雰囲気からは想像できないと。
聡明そう、人懐っこくて、友達から好かれてそうって言われて、
褒め言葉として受け取って、ありがたいけど、苦笑いしてしまう。
うん、事実、多少嫌われることはあったかもだけど、いじめられてたわけじゃないし、
仲良しの子も少なからずいた。
真面目で大人しく見られることが多くて、勉強も嫌いじゃなかったから通ってる間は成績もまあまあ良かった。

それがどうして学校に行かなくなったのか。
正直、自分でもよくわからない。ただ行きたくなくなったのだ。
今考えると甘えだったのかもしれない。ただのワガママだったのかも。
でもその時も今も、説明のできない感情や思考があって、毎日ぐるぐるぐるぐる頭の中を巡ってた。
言葉にならないもの、言葉として溢れるもの、どれも一瞬一瞬のもので、同じことはどこにも、二度と起こらないと思った。
「今は、今しかないのだから、学校へ行こう」という先生の言葉に、
「今は、今しかないから、ここにいることを選ぶ」と、当時の私は布団の中からそう答えた。
かなり身勝手で自己中心的で"言い訳"らしい言い方で。
恐ろしいかな、現在の自分の考え方もさして変わらないように思う。
こんなに曖昧な理由で、中途半端な感覚で、学校行ったり行かなかったり、落ちたり浮上したり、な私だから、
他の人の、不登校やヒキコモリの解決は、....よくわからない。
自分が悩める人の手助けをする、みたいな、そんな高尚なことは毛頭考えられないのだ。
未だ思春期を引き摺るように、私は今もぐるぐるぐるぐるしているのだから。

思春期こじらせ、女こじらせ、アイデンティティー、精神世界、
自分を掻き回すものはいっぱいついてきていて、それぞれに他人との関わりがあるけど
きっといつまでも、自分本位からは抜け出せない。
今、自分以外で、悩める事象はわりと身近にある。
男女関係、発達障害不登校、...無視しようとすればできなくはないけど、今のところ傍にある。
問題と定義して真面目に考えることも、日常・他人としてスルーすることも、どっちもできる。
ああ、こうやって書き連ねながら、やっぱりか、と毎回思ってるな。
私はとても自分本位だって。自分のことでいっぱいいっぱいだって。
ただの堂々巡りを、考え込んでいるんだと勘違いしていることに、気付いてるって。