liquid universe

「Je veux dormir pour toujours.」

17

偶然ばかりなのに、臨機応変にはなかなか成れない、日常。
必然であればいいなぁと思う出逢いもある。

理解者、であるのかは、わからない。でも、聞く耳をもっているという人物は、それだけでもきっと貴重だ。
あたしがあの人に与えてあげられたものなどあるだろうか。ずっと、何も、為になっていない気がする。
だけど、あの人があたしにくれたものはいくつもある。10年前も、今回も。

あたしが感じている....“違和感”みたいなものに、あたしの目を向けさせてくれた。
気付かせた、というより、気付いていたものをまじまじと見るように仕向けた、という感じ。
だからどう、ということはない。それだけのこと。“在る”という認識。

溜まり続けるダムのような感情を放出に導いてくれるのは、いつだって無自覚な一言だ。
状態でいえば、友達だと思う。(これはあたしの希望も入ってる。)でもそれとは違う他の何か、あたしの人生ロールにおいて何かしらの配役をつけようとしている。
例えば観察者。指標も目的も示さないけど、振り子のように揺れるあたしのバランスをずっと見守っていて欲しい人。
会っている時間が短ければ、回数によっては、緊張もする。
でも、あんなに楽に呼吸ができるのは、何故だろう。

ありがとうとよろしくを伝えたい。
あたしはこんだけお喋りなのに、言葉をうまく伝えられなくて、
器用で、不器用で、おわかりの通り、難があるけど、
あたしはまたひとつあたしを知ることができて良かったと思う。
これが他人と過ごす醍醐味だと思う。
ひとりが極力好きだけど、また会いたいって思う気持ちは確かに在るんだ。

人と、生きているなぁと思った。
面倒なことは多々あるけども。
ひとりでもできなかった深呼吸が、できる数分間があった。

 

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